初診·症状別の検査
緑内障の検査
自覚症状がなく、眼科医がみつけなければならない疾患です。なるべく早くみつけ治療が要される病気です。
当院では、眼底、視野検査を正確に施行することが可能です。
症状
見える範囲(視野)が狭くなる、視力が低下する、眼痛・充血・目のかすみ・頭痛や吐き気等の症状が出ます。
原因
眼の中での水分(房水)が外部にうまく排出されない事により、眼の中の圧力(眼圧)が上がってしまう事が主な原因です。
検査
眼圧検査、隅角検査、眼底検査、視野検査で検査します。
治療法
薬物療法、レーザー治療、外科手術により治療します。
白内障
視力が徐々に低下する為、かなり視力が悪くなって、初めて自覚する場合が多いといえます。定期的に検診することで、診断を確実にすることができます。
症状
眼の中のレンズにあたる水晶体が濁ってしまい、視力低下、強いまぶしさを感じる、物が二重三重に見える、霧がかかったように見える等の症状が現れます。
原因
原因として、加齢によるものが最も多いです。その他に、先天的なもの、外傷によるもの、薬剤による副作用等が挙げられます。
検査
視力検査、細隙灯顕微鏡検査により検査します。
治療法
初期の場合、点眼薬で進行を遅らせる場合があります。しかし、完全に治癒させることは難しいため、進行した白内障には、濁った水晶体を取り除き、眼内レンズを埋め込む手術が行われます。
飛蚊症
眼底の精密検査が必須で、当院ではきちんと散瞳(さんどう:瞳が大きくなった状態)して眼底の周辺部まで検査し、異常があるかないかをしっかりと確認し、治療が必要な場合には、早期に治療を行っています。
流行性角結膜炎
アデノウィルスの感染で、小児ではプール熱もアデノウィルスの感染によるものです。
症状としては、充血と眼脂(がんし:めやにのこと)がかなりひどくなる。
治療するまでに一進一退というか、横ばい状態もありうるので、しっかりと診断をして正しい治療をしないと癒痕を残すこともあるので要注意です。